このエントリーをはてなブックマークに追加

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

①きるだけ笑顔でいる

がんに対する心構え 7か条 


今日は、がんに対する心構えについてお話しします。

現在の医療現場では、患者さんや家族の希望や社会的背景、あるいは医師の経験やデータとして評価しにくい患者さんの生きる姿勢とか、メンタルな部分については軽視されます。

しかし、がんを治療する上で、患者さんの治療に対する心構えはとても大切です。

同じ手術や術後の抗がん剤治療をしていても、すぐに再発・転移する患者さんがいる一方で、再発せずに元気で生活している患者さん(がんサバイバー)がいます。

よく観察すると、がんサバイバーにはいくつかの共通の生き方、考え方があることが分かりました。
これらを参考にし、自分でもいろいろと論文などを調べた結果、がんに対する大切な心構えが分かりました。

「がんに対する心構え 7か条」

①できるだけ笑顔でいる
②治療は「おまかせ」じゃなく、自分で決める
③すべてを受け入れて前向きに生きる
④自分でできることはすべてやる(必要以上に甘えない)
⑤まわりに感謝する
⑥自分の役割(家庭での役割、仕事での役割、コミュニティーでの役割)を放棄しない
⑦がんを必要以上におそれない


ひとつずつ解説していきます。

できるだけ笑顔でいる

まず、がんサバイバーにみられる特徴は、いつもニコニコと笑顔でいることです。
入院中も、また外来の診察室に入って来るときも、いつも笑顔です。
つられてこちらも笑顔になります。

「がんになって笑顔ができるわけない!」と言われるかもしれません。
ごもっともです。

ただ、一日中がんのことをくよくよ考えていたらストレスがたまり、治療にも前向きになれないでしょう。

無理をしてでも笑顔でいると、少しでも気分が晴れてがんのことを忘れることができるかもしれません。
笑顔でいると免疫力がアップし、がんに対する治療においてもいい影響がでると考えられます。

患者さんの中には、「がんによるイヤな症状や、治療の副作用でいつもニコニコできない」とう方も多いと思います。
このような場合、できるだけ症状を緩和する治療について主治医と相談してください。
今はがんによるイヤな症状や副作用を軽くしたり、予防するための効果的なくすりがたくさんありますし、多くの場合、痛みや吐き気を抑えることが可能です。

このような緩和治療をがん治療の早期から導入すると、がん患者の治療成績(予後)がよくなるという研究もあります。(*1)

もちろん体調のすぐれない時や、きつくて笑顔でいられない時もあるでしょう。
そんなときでも一日に何度か鏡をみて、かならずステキな笑顔をつくってください。
きっと毎日がすこしでも変わると思います。

(*1)Temel JS1, Greer JA, Muzikansky A, Gallagher ER, Admane S, Jackson VA, Dahlin CM, Blinderman CD, Jacobsen J, Pirl WF, Billings JA, Lynch TJ.
Early palliative care for patients with metastatic non-small-cell lung cancer.
N Engl J Med. 2010 Aug 19;363(8):733-42. doi: 10.1056/NEJMoa1000678.



いつも応援ありがとうございます。

更新のはげみになりますので、
「読んでよかった」と思われたら
クリックをお願いします!
   ↓


人気ブログランキングへ
関連記事

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

佐藤 典宏(さとう のりひろ)

Author:佐藤 典宏(さとう のりひろ)
みなさん、こんにちは!
北九州の大学病院で消化器外科医として働いています。
がん患者さんにとって、少しでも役に立ち、またはげみになる情報をお伝えできればと、ブログを開設しました!よかったら、こちらのサイトもどうぞ↓↓↓

あきらめない!がんが自然に治る生き方
ブログランキング参加しています!応援よろしくお願いします_(._.)_


医師 ブログランキングへ

カテゴリ
最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
リンク
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。