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医師が監修:がん治療における基本のサプリメント

1.がんの治療にサプリメントは必要か?

サプリメント

がんの治療にサプリメントは必要なのでしょうか?

まず、長年、がんの治療にたずさわってきた消化器外科医である私の率直な意見ですが、
がんの治療においてサプリメントを取り入れた方がよいと思っています

いくつか理由があります。

一般的に、がんの治療(手術、抗がん剤、放射線治療)では、副作用や後遺症によって体力の低下や栄養状態の悪化がみられることが多いため、サプリメントによって改善できる可能性があります。

サプリメントには免疫力を高める作用を有するものもあり、がん治療の効果を高める作用が期待されます。

また、サプリメントの中にはそれ自体でがん細胞を攻撃するものや、がんの成長を抑える効果が報告されているものもあります。

したがって、通常のがん治療にサプリメントを上手に組み込むことにより、体力の低下を防ぎ、栄養状態を保ち、抗酸化力や免疫力をアップし、がん治療の効果を高めることが期待できます。

ただし、あくまでもがん治療の基本は標準治療(三大療法)+食事であり、サプリメントはその名の通り、がん治療の「補助的な」ものとして考えるべきだと思います。

ただ、ただ医師の指示にしたがって治療を受けるだけではなく、
がんと闘うために、自分でできることを積極的に取り入れる姿勢は大切ですし、
サプリメントはこの自分でできることのひとつだと思います。

わたし自身も健康維持のためにサプリメントをとっていますし、がんの予防効果もあると信じています。

2.目的に合ったサプリメントを選びましょう

抗がんサプリメント

現在、世界中で入手できるサプリメントには、非常に多くの種類があり、どのサプリメントを選ぶべきか悩むでしょう。

がんの患者さんがサプリメントを選ぶとき、目的に合わせて選ぶのがよいと思います。

手術で消化管を切除された患者さんや、抗がん剤治療の副作用で栄養状態が悪い患者さんでは、プロテイン、アミノ酸、総合ビタミン、ミネラル(鉄、カルシウム、亜鉛など)などの基本的なサプリメントが必要でしょう。

また、わたしは糖質制限食をおすすめしていますが、この場合ブドウ糖のかわりにエネルギー源となるケトン体が必要となります。
ケトン体を効率よく補充するには、中鎖脂肪酸(ココナッツオイル、亜麻仁油など)が不可欠ですので、これらのサプリメントをおすすめします。

食事がしっかりとれており、栄養面で問題ない患者さんでは、抗酸化力や免疫力を高めるサプリメントがいいでしょう。
特に、免疫力を高めるサプリメントは、高額な免疫治療が受けられない場合には試してみる価値があると思います。

がん患者さんに必要なサプリメントについてまとめてみます!

実際は、それぞれの患者さんで必要なサプリメントはちがってくると思いますが、がん患者さんに必要と思われる3つのカテゴリーがあります。

それは、
☑1.抗酸化作用
☑2.抗血管新生作用
☑3.免疫賦活(めんえきふかつ)作用(免疫力を高める作用)

です。

抗酸化作用は、がんの発生や悪化の原因となる活性酸素を除去するのに必要です。

抗血管新生作用は、がんの成長に欠かせない血管をつくらせないようにします。

免疫賦活作用は、免疫細胞の働きを高めてがん細胞に対する攻撃を強化します。

それぞれ、がんの予防や治療には不可欠な作用です。
ですので、この3つの作用を満たすように自分にあったサプリメントを選べばよいと思います。

例えば、予防を目的とした場合、1の抗酸化作用と2の抗血管新生作用がよいでしょう。
また、がんの治療補助を目的とされる場合は、1,2に加えて3の免疫賦活作用も欲しいところです。

では具体的に、抗酸化作用、抗血管新生作用、および免疫賦活作用をもつサプリメントを紹介します。

1.抗酸化作用
コエンザイムQ10
カテキン
● フラボノイド
● スルフォラファン
● ビタミンC
● ビタミンE
● DHA(ドコサヘキサエン酸)
● EPA(エイコサペンタエン酸)
● アスタキサンチン



2.抗血管新生作用
ウコン(クルクミン)
大豆イソフラボン
● レスベラトロール
● サメ軟骨
● スクアラミン


3.免疫賦活作用
ブロリコ
フコイダン
● β-グルカン
● アガリクス
● プロポリス
● ラクトフェリン


がんの予防、治療にはこの3つのカテゴリーの中から、できれば一つずつ、自分にあうものを選んで飲むことが大切です。

3.サプリメントの注意点

ドクターストップ

まず、サプリメントには適正な量というのがありますので、過剰に摂取することは避けましょう。

次に、サプリメントにも副作用があることに注意しましょう。例えば、薬剤性肝障害といって、肝臓の機能が悪化する場合もあります。

また、通常の医薬品と同様、アレルギー反応を引き起こすことも十分考えられます。
飲み始めてから体がかゆくなったり、皮疹がでたりした場合には薬剤性アレルギーの可能性がありますので、直ちに中止し、医療機関の受診をおすすめします。

サプリメントが下痢や便秘などの消化管症状を引き起こす可能性もあります。このような場合も中止した方が無難です。

最後に、「このサプリメントだけでがんが治る」といった誇大広告を信じて、数十万円もする高額のサプリメントを購入しないようにしましょう。

サプリメントだけでがんが消えたり、縮小することは、(全くないわけではありませんが)まず期待できません。

ただ、実際にがんに対する効果が確認されているサプリメントがあるのも確かです

例えばクルクミンといった、がんを抑制する効果が期待できるサプリメントもあります(詳しくはこちらの記事)。

サプリメントを選ぶさいには、細胞での実験、動物での実験、および臨床試験の結果や副作用情報など、しっかりと情報を集めてから選択することをおすすめします。

このブログでも、いろいろなサプリメントについての情報を、できるだけ正確にお伝えしたいと思います。



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プロフィール

佐藤 典宏(さとう のりひろ)

Author:佐藤 典宏(さとう のりひろ)
みなさん、こんにちは!
北九州の大学病院で消化器外科医として働いています。
がん患者さんにとって、少しでも役に立ち、またはげみになる情報をお伝えできればと、ブログを開設しました!よかったら、こちらのサイトもどうぞ↓↓↓

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