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がん闘病中の患者さんへ!「治るという前提でがんになった」から学ぶべきこと

がんは情報戦

IT関連会社の社長である高山知朗さんがつづった、2度のがんを克服した闘病記、「治るという前提でがんになった」を読みました。
この本は、単なるがん患者さんの闘病記にとどまらず、「がんを克服するためのノウハウや心構え」がつまった貴重な本だと思いました。



高山さんは、40歳で脳腫瘍を告知され、42歳のときに白血病を告知されます。

5年生存率は、脳腫瘍では25%、白血病では40%であり、2つをかけ合わせるとわずか10%となります。つまり、10人に1人しか生き延びられないことになります。

しかし高山さんは、この2回のがんを、手術、放射線治療、抗がん剤治療で乗り越えます。

本書に記された高山さんががんを克服した方法を読み、奇跡ではなく、必然だと感じました。
そして、他のがん患者さんにも参考になると思いました。

以下、いくつかの学ぶべきポイントを挙げていきます。

1.ベストの治療を求め、必死に情報収集をする


まずは、インターネットで自分の病気と治療法について徹底的に調べます。
さらに、医師の幼なじみに相談します。
そして、最終的には自分自身でベストの病院を選び、治療を受けることを決意します。
病院選びには患者数(手術件数)の多さが参考になるということも述べています。
「がん治療は情報戦」であり、正しい情報を得ることが最も大事であることを教えてくれます。

2.信頼できる主治医を探す


情報をもとに病院を変更し、信頼できる主治医に巡り会うことができます。
がんを克服するためには、主治医との信頼関係は最も重要なことのひとつです。

3.生きる目標を定める


「娘の成人まで、あと19年は必ず生きる」と決意します。
がんの治療では、生きる目標や死ねない理由が大切です。    

4.治療法について納得がいくまで議論する


白血病に対して抗がん剤治療を受ける際、自分でもネットで海外の学術論文などを調べ、少しでも生存率の高い治療法について担当医と議論します。
そして、納得がいくまで調べ尽くした上で、治療法を選択します。
また、抗がん剤治療中は、「がんが消える」というイメージを持ちながら受けたといいます。
「治療はおまかせ」、ではなく、自分で納得がいく治療を、ポジティブなイメージを持ち続けながら受けることが重要だということを改めて感じます。

5.「治るという前提でがんになった」という気持ち


がんになり、偶然とは思えない幸運に巡り会えたことより、治るという前提でがんになったのではないか、と考えるようになったそうです。
さらに、がんになって「人間は1人で生きているわけではない、人に生かされている」、ということが初めて分ったことから、「がんになって本当によかった」とさえ思うようになったとのことです。

がんになったこと、がんが治ること、すべてを運命として受け入れる気持ちが大切であることがわかります。



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がんの治療法選択:標準治療と非標準治療、どちらを選ぶべきか?

標準治療と非標準治療

自身のブログ「KOKORO.」で、ステージ4の乳がんであることを明かし、今なお闘病中の小林麻央さん(37)。

彼女が最初の乳がん診断後、医師のすすめる標準治療(手術)を拒み、1年半にもわたり非標準治療を受けていたという情報があります。

また、この非標準治療によって病状はさらに悪化し、抗がん剤と手術という標準治療を受けることになったそうなのです。

標準治療と非標準治療、どちらを選択すべきなのでしょうか?

標準治療、非標準治療とは


まず、標準治療と非標準治療とはどういう意味でしょうか?

がん情報サービスによると、

標準治療とは、科学的根拠に基づいた観点で、現在利用できる最良の治療であることが示され、ある状態の一般的な患者さんに行われることが推奨される治療をいいます。

一方、推奨される治療という意味ではなく、一般的に広く行われている治療という意味で「標準治療」という言葉が使われることもあるので、どちらの意味で使われているか注意する必要があります。

なお、医療において、「最先端の治療」が最も優れているとは限りません。最先端の治療は、開発中の試験的な治療として、その効果や副作用などを調べる臨床試験で評価され、それまでの標準治療より優れていることが証明され推奨されれば、その治療が新たな「標準治療」となります。


とのことです。

要するに標準治療とは、科学的根拠(エビデンス)に基づいた最も効果的な治療法ということになります。

一方、非標準治療とはどんな治療なのでしょうか?

非標準治療とは、標準治療以外のすべての治療法のことを指し示すと思われます。

例えば、保険適応外の抗がん剤、先端医療として位置づけられている粒子線治療なども非標準治療に含まれると考えられます。
さらに健康食品やサプリメント、鍼・灸、マッサージ療法、運動療法、心理療法などの補完代替療法も含まれるかも知れません。

これらの治療は、標準治療に比べて効果が劣る、あるいは現時点では標準治療よりも効果が高いことが証明されていない治療法ということになります。

一方で、体に対する負担(侵襲)が少ない治療法が多いこともあり、患者さんによっては非標準治療の方が効果的である可能性もあるのです。

どちらを選ぶべきか?


さて、標準治療と非標準治療、どちらを選ぶべきでしょうか?

非常に難しい問題です。

標準治療がいつもベストな治療とは限りませんし、絶対に効果があるわけではありません。一方で、非標準治療には効果自体がきちんと証明されていないものの、実際に効いたという症例が存在することは否定できません。

つまり、一概にどちらがいい、悪いとは言えません。

がんの治療には、患者さんのがんの進行度(悪性度)、体力、人生観など、いろいろなことが関係してきます。

麻央さんは標準治療を拒み、非標準治療を選んだとされています。芸能人に限らず、非標準治療(特に、先端医療)の方を選ぶがん患者さんは意外と多いのです。

その理由には、非標準治療に対する過度の期待があると思います。例えば、”最先端のがん治療”と聞けば、従来の治療よりも効果が高いと誤解してしまう患者さんがいてもおかしくありません。

しかし、先ほどのがん情報サービスの説明にもあったように、「最先端の治療」が最も優れているとは限りません。

個人的には、まずは標準治療を第一に考え、どうしても自分の信念や人生観にそぐわない場合には非標準治療を考慮する、というスタイルがよいのではないかと思います。

あるいは、標準治療と非標準治療を組み合わせる方法もあります。例えば、通常の抗がん剤治療を受けながら、(保険適応外の)免疫療法を追加するといった方法です。実際にこのような患者さんは結構いらっしゃいます。

いずれにしても、最終的にがんの治療法を決めるのは患者さん自身です。

がん治療で後悔しないために!


後悔しないがん治療

麻央さんは9月4日のブログで次のように後悔の念を綴っています。

私も
後悔していること、あります。

あのとき、
もっと自分の身体を大切にすればよかった
あのとき、
もうひとつ病院に行けばよかった
あのとき、
信じなければよかった
あのとき、、、
あのとき、、、



がんの治療で後悔しないためには、とにかく納得がいくまで治療法について説明をうけ、調べること。

できるだけ多くの病院、医師を探すこと。

そして、人に頼るのではなくて、自分で治療法を選ぶこと。

最後に、自ら37の病院・医師をまわり、非標準治療である陽子線治療を選択し、がんを克服した福島正伸さんのことばを紹介します。

ガンに関しては医師の言うことがみな違っていた。
どの医師にもガンを治すために真剣に研究している治療法がある。
そして、その治療法を勧めてくれるのだが、それぞれに長短があり、副作用や後遺症が起こるものがあったり、時間がかかるものもある。
つまり、これが正解という治療法はないのだ。
自分の価値観や信念に合わせて、最後は自分で判断するしかない。
まさに、自分という人間の生き方が試される病気だと思った。







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プロフィール

佐藤 典宏(さとう のりひろ)

Author:佐藤 典宏(さとう のりひろ)
みなさん、こんにちは!
北九州の大学病院で消化器外科医として働いています。
がん患者さんにとって、少しでも役に立ち、またはげみになる情報をお伝えできればと、ブログを開設しました!よかったら、こちらのサイトもどうぞ↓↓↓

あきらめない!がんが自然に治る生き方
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